「高齢者が今すぐ就職するコツ」では、高齢者が就職するための情報をお届けいたします。マイスター60など高齢者が就職するためのポイントをじっくり解説していますので、再就職を希望している方はぜひご覧ください。
平均寿命が80歳ということを考えると、60歳で定年を迎えてもまだ20年もあります。その20年をどうやって過ごすかで人生が決まってしまいますね。できればその20年を自分の技術や知識を存分に生かした場で活躍できるのが高齢者の望むところです。そこで、高齢者が就職するに当たって留意すべきポイントをご紹介しましょう。
1つは、自分を理解することです。年輩の方にこれは失礼な言い方ですが、意外と自分が何をできるかがわかっていない人が多いのです。得意な分野や自分の強みを明らかにすることによって、就職時における面接での評価が大きく違ってきます。
2つめは、最近の雇用形態の特徴を理解しておくことです。正社員のみではなく、働き方として派遣社員やパート、契約社員という形があることを理解するだけでも、高齢者の労働市場が今どうなっているかが理解できます。
3つめは、自分のキャリアを生かした就職先にこだわらないで、未経験の職種にもチャレンジするという心構えを持つことです。
4つめは、応募書類の書き方や面接技法などのノウハウを身につけ、事前に情報を収集したり、面接の練習をするなど、転職への対策を練ることが必要です。
地方自治体では、シルバーセンターを中核として、高齢者のための就職、就業の講習会を実施しているところがたくさんあります。これらは厚生労働省の委託を受けて、60歳前半の高齢者を対象にしたものですが、現代に合った職種についての講習が目立っています。たとえば次のような講習が開かれています。
・介護員養成研修
訪問介護員として必要な介護や医療についての技術や知識を習得します。
・農業支援講習
農作業の実務と刈払機の操作について必要な基礎知識を習得し、
地域の実態に見合った農作業の体験を通して技能の向上を図ります。
・緑樹管理講習
伐木やせん定の基礎知識と実技を習得するための講習です。
このほか、「地保全管理講習」「ビルメンテナンス講習」「接遇マナー講習」「警備業務技能講習」「華道・生け花講習」「料理講習」「パソコン基礎(ワード)講習」などが開かれています。高齢者の方は積極的にこれらの講習会に出席してはいかがでしょうか。
景気が回復してきたとはいえ、高齢者の就職は厳しいものがあります。長い間培ってきた技術や知識、技能が活用できないのは残念な状況ですが、そんな高齢者にとって夢のような職場があります。それが「マイスター60」。入社資格は原則60歳以上となっていますが現在は57歳から入社が可能です。「マイスター60」が掲げるのは生涯無定年ということです。
ですから「マイスター60」には様々な技能や技術を持った人たちが活躍しています。一級建築士や電気主任技術者、消防設備士、ビル管理技術者などの技術者が集結し、ベンチャー企業や製造業に就職して活躍しています。
「マイスター60」の主要業務は2つ。1つは、60歳以上の人たちの人材派遣事業です。いまだ社会にとって必要な人材を企業に派遣するわけですね。2つめは、年齢を問わずに、幅広い技術者や実務経験者に仕事を紹介する紹介事業です。人と仕事の出会いをモットーとする「マイスター60」は、高齢者のとって夢も希望もあるプロフェッショナル集団といえるのです。
60歳を過ぎた高齢でも再就職する道はあります。正社員にこだわらず、派遣社員やパート、契約社員で働いたり、シルバーセンターの講習会に積極的に参加して就職を斡旋してもらうことも可能です。高齢だからと諦めずに、どんどん仕事を探しましょう!
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